【感想やリアクションをもらいやすい!】おすすめ小説投稿サイト【作者編】



 どうも、しきぽんです。

 皆さんは小説の投稿サイトを利用したことはありますか?

 インターネットの発達やスマホの普及にともなって、最近では様々なサービスが生まれています。

 一昔前に比べると、手軽に自分の作品を公開できるようになりました。

 ひとりの物書きとして、とても嬉しく思います。

 さて先日、私は「継続」を題材にして記事を書きました。

 その中で、長々と小説の執筆活動について触れていたと思います。

 今回は、そんなしきぽんが使っている無料小説投稿サイトについて紹介していきますので、ゆるい気持ちで眺めてください。

 それでは、さっそく本題に入りましょう。

結論

 もう答えを言ってしまいましょう。

 ノベルアップ+という投稿サイトが使いやすいです。

 こちらは株式会社ホビージャパンが運営元となっており、2019年の7月からサービスが開始されました。

 ホビージャパンというと、オモチャやカードゲーム、ボードゲームなどを扱っている会社ですね。

 有名な企業ですので、名前を聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。

 ダンジョンズ&ドラゴンズといったTRPGもここから発売されており、運営元が同じ会社と知った時は驚きました。

 あと、しきぽんがハマっているMTGの取り扱いがありましたね。 今では売られていませんが……

 最近だとフィギュアの販売などでも見かけます。

 ともあれ、そんなホビージャパンが運営しているノベルアップ+とは、いったいどんなサイトなのでしょうか。

 順を追って説明していきましょう。

現在の小説投稿サイト

 昨今、インターネット上には様々な小説サイトが存在します。

 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、アルカディアなどなど……

 そのいずれもが強烈な個性を持っており、実際に多くの利用者を抱えています。

 

 特に小説家になろうなどは、業界最古参ということもあり、登録者もかなりの数に上るでしょう。

 一度作品がヒットすれば、爆発的な速度でブックマークが増えていきます。

 私も過去に一度、序盤から大ヒットした作品がありましたが、ずっとスマホにブックマーク通知が来るので頭がおかしくなりそうでした(笑)

 

 仕事終わりに携帯を見たら、「あなたの作品がブックマークされました」という通知が1000件以上来ているのです。普通に恐怖を覚えましたよ。

 

 ――しかし、その体験を得るためには、ただ小説の内容が面白ければいいわけではありません。時代ごとの流行にうまく乗ったうえで、多くの人の目に留まる必要があります。

 そこには正直、「」の要素もあるでしょう。個人のプロデュースだけではどうにもならないことも少なくありません。

 

 実際、内容はすごく面白いのに、全然日の目を見ていない作品もあります。

 これはひとえに、利用者や投稿作品が多すぎるゆえの弊害と言えるでしょう。

 長所が短所にもなっているのが、小説家になろうと言うサイトです。

 

 では、ノベルアップ+はどうなのか。

 結論から言えば、読者の目に留まりやすい、めちゃくちゃ気持ちのいいサイトです。

 プラットフォームもシンプルで使いやすく、コミュニケーションに特化したサイト作りがうかがえました。

 このサイトの特徴については、次項で触れていきます。

ノベルアップ+の特徴

 他のサイトと類似している部分については、今回はあえて触れません。

 あくまでも、ノベルアップ+にのみある独自性について紹介していきます。

通常のランキングの他に、「読者のおすすめ」という項目がある。

 一般的に、ほとんどの小説サイトにはランキングという項目があります。

 どれだけの読者から関心を集めているのか、どれだけの読者がその作品を面白いと思っているのか。

 そうした部分をはかる上では、このランキングは非常に有益な機能でしょう。しかしその一方で、ランキング圏外の作品には、読者の目が向きにくいというデメリットもあります。

 

 当然、ランキングに乗っていなくとも面白い作品はたくさんあります。

 そうした作品を積極的に掘り起こしていきたい人ならばまだしも、多くのユーザーは手軽に面白い作品に行きつけるランキングを利用します。

 小説家になろうなどは、こういったものの典型ですね。

 アルファポリスは、比較的新しい作品に目が向きやすいよう「HOTランキング」という項目を作っていますが、これも具体的な選出基準は不明瞭となっています。

 

 それに対して、ノベルアップ+はとてもシンプルでした。

 読者が作品に対して「おすすめチケット」を使用すると、その作品がサイトのトップページにある「読者のおすすめ」という項目に上がってくるのです。

 この機能はランキングに載っている作品には利用できないものであり、圏外作品に対する救済措置のようになっています。

 読者を増やしたいなら、特定の層に突き刺さるような作品にするのもいいですね。

 

ユーザー間でのコミュニケーションを重視している。

 ノベルアップ+では、小説の各話にコメント欄が設置されており、そこで作者やほかのユーザーとコミュニケーションを取ることができます。

 応援ポイントと呼ばれるものを送ることで、実際にどれだけ面白いと感じたのかを数字として伝えることができるほか、言葉だけでなく、スタンプでのやり取りも可能となっています。

 そのため、わざわざ応援メッセージを考える必要がなく、読者がコメントを行うハードルがぐんと低くなっています

 こうした理由があるためか、他のサイトでは誰の意見ももらえなかった作品でも、多くの注目を集めることができます

 

コメント欄に投げ銭のような機能が付いている。

 応援ポイントをコメント欄で送ることができると説明しましたが、実はこれ以外にも作者に送れるものがあります。

 それが「ノベラポイント」と呼ばれるものです。

 このノベラポイントはショップなどで利用することができ、スタンプやプロフィールのアバターを購入することができます。

 通常は課金アイテムなのですが、気に入った作品に対して投げ銭できるため、作者の中にはこれだけでスタンプやアバターが充実している人もいます(笑)

 コメントがなくても、スタンプに投げ銭がしれっと付いていることがあるため、それだけでモチベーションが高まりますね。

自分のプロフィールをゲームのようにレベルアップしていける。

 プロフィールはゲームのステータス画面を思わせる作りになっています。

 作者の名前、レベル、ジョブ、称号、アバターという項目があり、サイトでの活動実績に応じてレベルが上がったり、ジョブや称号が解禁されたりします。

 アバターはショップで購入でき、定期的に新しいキャラクターが実装されていきます。

 私は「邪気眼ぱいせん」に設定していますよ。中二病なので(笑)

 他にあるのはフォロー&フォロワー数、ブックマーク数、レビュアーポイントという項目です。このあたりは他のサイトと変わりありません。

 ※画像は私のプロフィールになります。もしお時間があれば探してみてください(笑)

 

公式が定期的にイベントを開催してくれる。

 小説大賞など以外にも、テーマごとに短編小説を募集すると言ったイベントを定期的に行っています。

 与えられたテーマに対する作者ごとの解釈が十人十色なので、読専の方にとっても見ごたえあるものでしょう。

公式キャラクターが可愛い。

 公式キャラクターが可愛い。

 豊富なキャラクター数を誇っており、特に女神設定のノベラちゃんは多くの利用者から人気を集めています。Twitterでも大活躍しているので、ぜひフォローしてあげてください。

 え、中の人?

 そんなものはいません(真剣)

 可愛いは正義。以上。

Twitterでの投稿をリツイートしてくれることがある。

 Twitterなどで自分の作品を宣伝すると、時折公式がそのツイートをリツイートしてくれることがあります。

 もちろん、全部の宣伝をリツイートしていては、公式が倒れてしまいます。

 たまたま公式の目に留まった作品がリツイートされているくらいの感覚がいいのかもしれませんね。

 Twitterでのノベラちゃんを見るのも楽しいです。

公式がデータ分析を公開している。

 余談ではありますが、公式自らがサイトに投稿されている作品の分析を行っています。

  • 投稿されている作品のジャンルの分布がどうなっているのか
  • 長編や短編の割合はどの程度か
  • 投稿された作品の文字数はどれくらいが一番多いのか
  • 読み手と書き手のユーザーの割合はどの程度か
  • etc……

 これを見るだけで、現在ノベルアップ+をどれくらいの人が利用しているのか、どんな作品が多いのかを把握することができます。

 これは普通にありがたい。

まとめ

 ざっくりとしたものではありましたが、おおむねこんな感じの特徴があります。

 まだまだ若い投稿サイトということで、全体的な利用者数は大手と比べるべくもありません。

 しかし、それを補って余りある完成度を誇るノベルアップ+は、今後小説投稿サイトの覇権を握る存在へと成長するかもしれません。

 小説の内容についてレスポンスが欲しい人や、読者とのコミュニケーションを行いたい人などは、ぜひノベルアップ+を利用してみましょう。



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