こんにちは、しきぽんです。
この度、私は個別株の勉強を始めました。
せっかく投資を始めたのだから、長期投資を軸にしつつ、色々なことにチャレンジしてみたくなったのです。
そこで、今回は名書「オニールの成長株発掘法」をもとに、私が学んだことを発信していきます。
勉強と投資を同時進行している状況なので、いっぱい失敗もするかもしれません。
いつか億万長者になるため、無理なく、しかし積極的に投資を行っていきたいですね。
目次
成長株(グロース株)とは
成長株投資とは、その名の通り将来性や成長性に注目して銘柄を選ぶ投資方法です。
一般的な株取引のイメージといえば、こちらを想像される方が多いのではないでしょうか。
トヨタなどの大型安定株とは異なり、株価の値幅が広いのが特徴的です。
暴騰もあれば暴落もあるため、きちんとした勉強が求められる投資になりますね。
成長株投資と割安投資は、似ているようで異なる手法になります。
成長株では、将来性に見込みがあれば多少割高でも購入していきます。
ここまでに学んだ分析パターン
オニールの成長株発掘法を読む中で、特に序盤に出てきた指標を紹介します。
銘柄の分析にはテクニカル分析とファンダメンタルズ分析を利用しますが、これらの指標は実に多岐にわたって存在するため、まだまだそのすべてを理解することはできていません。
ひとまず、今回の銘柄選定では下記の指標を利用してみました。
テクニカル分析
移動平均線
ある一定期間の株価の平均値をグラフで表示したものです。
1日、1週、1年という感じで、特定の期間の価格の平均値を毎日繋いでいって算出します。
これを見ることで、ある程度の相場の方向性がわかるとされているので、必ず覚えたかった指標になります。
私は25日、75日、200日といった期間で見るようにしています。
よく参考にされる期間ですね。
カップウィズハンドル
取っ手が付いたティーカップのような形をとるチャートを言います。
この形が出現すれば、価格の上昇が見込めるとされています。
オニールの成長株発掘法では、まず30%程度の大きな上昇があった後で、12~33%の下落があり、チャートがカップのような形を作るとされています。
カップの底は、およそ3~6か月間で推移し、出来高の急激な変動とともに価格の変化が起こります。
ファンダメンタルズ分析
決算書やファイナンスサイトの業務実績を確認する
業務実績を読み込み、EPSあるいは修正1株益や売上高などを把握することが大切です。
決算書の読み方については、まだまだ勉強不足のところが多いため、ひとまずはファイナンスサイトで情報収集をするところから始めています。
今の時点で参考にしているファイナンスサイトは以下の2つです。
自分ルールを決めて、必ず守る
損切、利獲ラインを厳守する
損切は元本の7~8%を設定し、利獲ラインは15%を想定しています。
特に損切については、利益確定以上に慎重を要する必要があるため、「どんな状況であったとしても、設定したラインを割れば売りに出す」ということを徹底しています。
投資の世界においては、価格が下がるよりも上がる方が難しいと言われています。
過大な損失を受けた場合、それを取り戻すために必要な労力ははかり知れません。
SNSのインフルエンサーはフォローしない
Twitterをはじめとした各種SNSには、膨大なフォロワーを抱えた人たちがいます。
一般的にインフルエンサーと呼ばれる人種ですね。
彼らは様々な情報を発信しています。投資について、「あの銘柄が上がる」、「この銘柄がおすすめ」と言っている人も少なくありません。
ですが彼らのおすすめする銘柄を、考えなしに購入するのは非常に危険です。
何の装備もなしに魔王へ戦いを挑むようなものでしょう。
彼らは集客によって市場を操作することができるのです。
特定の銘柄を煽ることで多量の買いを誘発させ、価格が上がりきった時に売り抜ける。
これを目論んでいる人がとても多い印象を受けます。
自分で勉強をしないイナゴ勢は、彼らにとって恰好の餌になっているのです。
基本的には順張りで投資する
日本人の特性として、「価格が下がり続けている株式」を購入しようとする心理があります。
これは逆張りと呼ばれる投資手法で、株価が下がってお買い得になった銘柄を狙うものです。
私が意識しているのは、これとは正反対の手法である順張り投資です。
こちらも考え方はシンプルであり、株価が上がっている銘柄に便乗して購入するというものです。
オーソドックスな投資方法ですね。
株式投資の世界には「落ちるナイフを掴むな」という格言があります。
価格が下がっているからといって、それが本当にお買い得な銘柄なのかは、しっかりと分析して判断する必要があるのです。
仮想通貨投資での失敗を繰り返さない
時は2017年。仮想通貨バブルが絶頂を迎えていた頃です。
何気なくTwitterを眺めていると、トレンドにビットコインの文字が出ていました。
名前だけは聞いたことがあった私ですが、その実態がどういうものなのかは知りませんでした。
気になって調べてみたところ、数日で億万長者が何人も出ていることを知ります。
これはすごい、と思いながら、Twitterでおすすめされていた銘柄を次々と購入していきます。
当時の私は新入社員で、給与もそれほど多くありませんでした。
そんな中で数か月で60万円もの大金を投じていったのです。
仮想通貨投資は、私が初めて触れた投資でした。
もともとボラティリティが大きいため、1日で10%近い騰落があったとしても不思議ではありません。
しかし、当時の私は元本が減るという状況に耐えられませんでした。
数%下がるたびに通貨の売買を繰り返し、手数料だけがかさんでいきます。
そうしているうちに、今度は売却した通貨が値上がりをしていくのです。
狂いそうになりましたね。
思えば、投資において初心者がやりがちなことは、ここでおおむね経験できたのでした。
おわりに
個別株の勉強と投資を始めて気付いたのは、「学ぶことが楽しい」ということです。
今までの学校の授業は、何のために学ぶのかという明確な目的がありませんでした。
しかし、こうして自分の努力が直接お金に関わってくると、学ぶことが楽しくて仕方がなく感じます。
ちなみに、順張りの考えに沿って、私も実際に株を購入してみました。
VTホールディングスという企業です。
これについては、今後も動向を追っていきながら、自分の選択の正否を見極めていこうと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
ば~い!