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【2025年参議院選挙】知っておきたい選挙の基本から投票方法まで完全ガイド
2025年7月20日(日)に、第27回参議院議員通常選挙の投票が行われます。選挙は私たちの生活に直結する大切な機会ですが、「参議院って何?」「どうやって投票するの?」という疑問を持つ方も多いはずです。この記事では、選挙の仕組みから投票方法まで、分かりやすく解説します。
1. そもそも参議院・衆議院って何?
国会は二つの議院から成り立っている
日本の国会は、衆議院(しゅうぎいん)と参議院(さんぎいん)の二つの議院から成り立っています。このしくみを「二院制(にいんせい)」といいます。
なぜ二つの議院があるの?
二院制には以下のような利点があります:
- 慎重な審議ができる:一つの議院の決定をもう一つの議院が再検討し、より良い結論を導きます
- 多様な意見が反映される:異なる選挙制度や任期により、幅広い国民の声を政治に反映できます
- 権力の集中を防ぐ:二つの議院がお互いにチェックし合うことで、バランスの取れた政治運営が可能になります
歴史的背景
現在の国会は、1890年(明治23年)に開設された帝国議会が前身です。当時は衆議院と貴族院がありましたが、第二次世界大戦後の1947年(昭和22年)に日本国憲法が施行され、貴族院が廃止されて代わりに参議院が設置されました。
現在の国会議事堂は1936年(昭和11年)に完成し、向かって左側に衆議院、右側に参議院があります。
国名 | 議会制度 | 備考 |
---|---|---|
日本 | 二院制 | 衆議院・参議院 |
アメリカ | 二院制 | 下院・上院 |
イギリス | 二院制 | 庶民院・貴族院 |
ドイツ | 二院制 | 連邦議会・連邦参議院 |
フランス | 二院制 | 国民議会・元老院 |
※主要国首脳会議(サミット)参加国は全て二院制を採用しています
2. 参議院選挙と衆議院選挙の違い
参議院と衆議院では、議員の任期や選挙の仕組みに大きな違いがあります。それぞれの特徴を理解することで、今回の選挙の意味がより明確になります。
項目 | 参議院 | 衆議院 |
---|---|---|
定数 | 248人 (選挙区148人、比例区100人) | 465人 (選挙区289人、比例区176人) |
任期 | ⏱️ 6年(解散なし) | ⏱️ 4年(解散あり) |
改選 | 3年ごとに半数(124人)改選 | 任期満了または解散時に全員改選 |
被選挙権 | 👤 満30歳以上 | 👤 満25歳以上 |
役割 | 「良識の府」「再考の府」 長期的視点で冷静な議論 | 「決める国会」 迅速な意思決定 |
特徴 | 政権交代の影響を受けにくい 継続性・安定性重視 | 民意を素早く反映 内閣総理大臣の指名権 |
参議院の特徴的な役割
- 半数改選制:3年ごとに半数だけが改選されるため、議院の継続性が保たれます
- 解散がない:衆議院のような解散がないため、6年間じっくりと政策に取り組めます
- 緊急集会:衆議院の解散中に国に緊急の必要が生じた場合、参議院の緊急集会を開くことができます
衆議院の優越
憲法は、衆議院と参議院の意思が一致しないときに、いくつかの点で衆議院により強い権限を認めています。これを「衆議院の優越」といいます。
- 予算の議決
- 条約の承認
- 内閣総理大臣の指名
- 法律案の再議決(出席議員の3分の2以上の多数で可決)
3. 今回の参議院選挙の概要
選挙の基本情報
正式名称 | 第27回参議院議員通常選挙 |
公示日 | 2025年7月3日(木) |
投票日 | 2025年7月20日(日) |
改選議席数 | 125議席(通常の124議席+東京選挙区の欠員補充1議席) |
立候補者数 | 522人(前回より少ない) |
今回の選挙の特徴
- 物価高対策が最大の争点:各党が物価高騰への対応策を前面に打ち出しています
- 東京選挙区で欠員補充:通常の改選に加えて、東京選挙区で1議席の欠員補充があります
- 与党の過半数維持が焦点:衆議院で少数与党となっている状況下、参議院での安定多数確保が注目されます
選挙区別の改選数
選挙区 | 改選数 | 備考 |
---|---|---|
東京都 | 6+1 | 通常改選6+欠員補充1 |
神奈川県 | 4 | – |
大阪府 | 4 | – |
愛知県 | 4 | – |
埼玉県 | 4 | – |
千葉県 | 3 | – |
鳥取・島根 | 1 | 合区 |
徳島・高知 | 1 | 合区 |
4. 参議院選挙の仕組みを詳しく解説
参議院選挙では、「2票制」が採用されています。つまり、投票所で2枚の投票用紙を受け取り、それぞれ異なる方法で投票します。
選挙区選挙(1枚目の投票用紙)
基本的な仕組み
- 投票方法:候補者個人の氏名を書いて投票
- 選挙区:原則として都道府県単位(ただし、鳥取・島根と徳島・高知は合区)
- 当選決定:得票数の多い順に、その選挙区の定数まで当選
合区について
2016年から導入された制度で、人口の少ない隣接する2県を1つの選挙区とするものです。現在は以下の2つの合区があります:
- 鳥取県・島根県選挙区
- 徳島県・高知県選挙区
比例代表選挙(2枚目の投票用紙)
基本的な仕組み
- 投票方法:政党名または候補者個人名のどちらかを記入
- 選挙区:全国が1つの選挙区
- 改選議席数:50議席
非拘束名簿式とは?
参議院の比例代表選挙では、候補者名簿にあらかじめ当選順位が付けられていません。各党が獲得した議席の範囲内で、個人名の得票数が多い順に当選者が決まります。
- 各政党の総得票数(政党名票+個人名票)を集計
- ドント式により各政党の議席数を決定
- 各政党内で個人名票の多い順に当選者を決定
特定枠制度(2019年から導入)
政党があらかじめ決めた順位で優先的に当選する候補者を指定できる制度です。
- 候補者個人の得票数に関わらず、名簿順位通りに当選
- 特定枠の候補者は個人としての選挙運動ができません
- 全国的な支持基盤がなくても重要な人材を当選させやすくする狙い
議席配分の計算方法(ドント式)
比例代表の議席配分には「ドント式」という計算方法が用いられます。
政党 | 得票数 | ÷1 | ÷2 | ÷3 | 獲得議席 |
---|---|---|---|---|---|
A党 | 1,200万票 | 1,200万① | 600万③ | 400万⑤ | 3議席 |
B党 | 900万票 | 900万② | 450万④ | 300万 | 2議席 |
C党 | 300万票 | 300万 | 150万 | 100万 | 0議席 |
※数字の多い順に議席を配分(この例では5議席を配分)
5. 各政党の公約まとめ
今回の参議院選挙では、物価高対策を中心に各党が様々な政策を掲げています。主要政党の公約を分かりやすくまとめました。
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各政党の政策をさらに詳しく比較・分析した記事もご用意しています。
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自由民主党
【キャッチフレーズ】日本を動かす 暮らしを豊かに
主な公約
- 物価高対策
- 物価上昇を上回る賃金上昇の実現
- 生活が苦しい人々への給付金
- 電気・ガス代の負担軽減
- 経済政策
- 成長と分配の好循環
- 三位一体の労働市場改革(リスキリング、ジョブ型人事、労働移動の円滑化)
- GX・DX・スタートアップへの集中投資
- 社会保障
- 全世代型社会保障の構築
- 基礎年金の底上げ
- こどもまんなか社会の実現
- 安全保障
- 日米同盟を基軸とした防衛力強化
- 反撃能力の保有
- 宇宙・サイバー・電磁波領域での能力強化
立憲民主党
【キャッチフレーズ】物価高から、あなたを守り抜く
主な公約
- 物価高対策
- 食料品の消費税を8%から0%に(1年間の時限措置)
- 給付付き税額控除の導入
- 食卓おうえん給付金(2万円即時給付)
- 経済政策
- 3%の名目賃金上昇率の実現
- GLLD分野(環境エネルギー、医療・介護、農林漁業・観光、デジタル)への重点投資
- 最低賃金1,500円以上への早期引き上げ
- 社会保障
- 高額療養費の自己負担限度額引き上げ反対
- 年金の底上げ法案
- 総合合算制度の創設
- その他
- 原発ゼロ社会の実現
- 選択的夫婦別姓の導入
日本維新の会
【キャッチフレーズ】身を切る改革、実行中。
主な公約
- 物価高対策
- 食料品の消費税を2年間ゼロ
- 社会保険料の引き下げ
- 現役世代の負担軽減
- 制度改革
- 賦課方式から積立方式への年金制度移行
- 東京一極集中の解消(大阪副首都構想)
- 道州制の導入
- 労働市場改革
- フレキシキュリティ(柔軟性+安全性)の導入
- ライドシェア等の規制緩和
- 解雇規制の見直し
公明党
【キャッチフレーズ】小さな声を、聴く力。
主な公約
- 物価高対策
- 減税と給付の両方を実施
- 飲食料品の消費税軽減税率を恒久的に引き下げ
- ガソリン暫定税率の廃止
- 社会保障
- 創造的福祉社会の構築
- 高額療養費の自己負担限度額引き上げ反対
- 医療・介護DXの推進
- 子育て支援
- 教育の無償化拡大
- 児童手当の拡充
- こどもまんなか社会の実現
国民民主党
【キャッチフレーズ】手取りを増やす夏
主な公約
- 手取り向上策
- 減税、社会保険料の軽減
- ガソリン代・電気代の値下げ
- 賃上げ引当金制度の創設
- 特定職種の給与倍増
- 介護職員、看護師、保育士等の給料を2倍に
- 地域手当の見直し
- 教育・子育て
- 教育国債の発行
- こども子育て支援金の廃止
日本共産党
【キャッチフレーズ】くらしに希望を
主な公約
- 消費税対策
- 消費税廃止を目指し、緊急に5%へ減税
- 大企業・富裕層への課税強化
- 社会保障
- 最低保障年金の導入
- 医療費窓口負担の軽減
- 国民健康保険料の引き下げ
- その他
- 軍事費の大軍拡中止
- 原発即時ゼロ
- 最低賃金1,500円
れいわ新選組
【キャッチフレーズ】この国をもう一度やり直そう
主な公約
- 積極財政
- 消費税廃止
- 月3万円の現金給付
- 積極的な財政出動
- 労働政策
- 最低賃金1,500円(政府が補填)
- 介護・保育の月給10万円アップ
- 非正規雇用の正規化
- エネルギー政策
- 原発即時廃止
- れいわグリーン・ニューディール(200兆円投資)
- 廃炉ニューディール
参政党
【キャッチフレーズ】日本人ファースト
主な公約
- 経済政策
- 積極財政による景気回復
- 食料品の消費税0%
- 日本人の暮らしを守る政策
- 子育て・治安
- 子育て支援の充実
- 治安維持の強化
- 国民中心の「国民主権の政治」
- 外国人政策
- 高度な技術・専門知識を持つ人材を優先
- 日本語能力や文化的理解を義務付け
- 外国人への選挙権・住民投票権は認めない
社民党
【キャッチフレーズ】生活に希望を
主な公約
- 物価高対策
- 食料品の消費税即時ゼロ
- 緊急生活支援策の実施
- 生活を応援する政策
- 社会保障
- 社会保障制度の充実
- 格差是正政策
- 弱者に寄り添う政治
- 平和政策
- 憲法9条の堅持
- 平和外交の推進
- 軍事費増大への反対
日本保守党
【キャッチフレーズ】日本を取り戻す
主な公約
- 減税政策
- 食品(酒類含む)の消費税を恒久的に0%
- 地方税減税を全国で推進
- ガソリン税、所得税の減税
- 安全保障
- スパイ防止法の制定
- 諜報専門機関の設置
- 防衛研究への助成促進
- 憲法改正
- 憲法9条2項の削除
- 自衛のための実力組織保持を明記
- 北朝鮮による拉致問題解決への圧力強化
その他の政党
みんなでつくる党:年金・社会保険料の負担増への反対、助けを求めた人が守られる社会づくり
NHK党:不法移民対策、領土主権の強化、国防の重要性
再生の道:教育の最優先、国民一人ひとりの力を高める政策
チームみらい:若い世代の政治参加、テクノロジー活用による政治改革
政党 | 消費税対策 | 給付金 | その他の対策 |
---|---|---|---|
自民党 | 現行維持 | 低所得者への給付 | 賃上げ促進、電気・ガス代補助 |
立憲民主党 | 食品0%(1年間) | 2万円即時給付 | 給付付き税額控除 |
日本維新の会 | 食品0%(2年間) | – | 社会保険料引き下げ |
公明党 | 軽減税率恒久引き下げ | 給付実施 | ガソリン暫定税率廃止 |
国民民主党 | 時限的5%引き下げ | インフレ手当 | ガソリン補助 |
共産党 | 廃止(緊急5%) | – | 大企業・富裕層課税 |
れいわ | 廃止 | 月3万円給付 | 積極財政 |
参政党 | 食品0% | – | 積極財政、子育て支援 |
社民党 | 食品即時0% | 緊急生活支援 | 生活応援政策 |
日本保守党 | 食品恒久0% | – | 地方税・ガソリン税・所得税減税 |
※背景色のある項目は特に注目される政策
6. 投票方法と期日前投票について
投票の流れ(当日投票の場合)
- 投票所入場券を持参
- 事前に郵送で届きます
- なくしても本人確認できれば投票可能です
- 受付で本人確認
- 入場券を提出
- 選挙人名簿と照合
- 投票用紙を2枚受け取る
- 選挙区用(候補者名を記入)
- 比例代表用(政党名または候補者名を記入)
- 記載台で記入
- 鉛筆で記入(ボールペンも可)
- 書き間違えたら係員に申し出て新しい用紙をもらう
- 投票箱に投函
- 選挙区用と比例代表用で投票箱が異なります
- 間違えないよう注意
期日前投票について
期間
2025年7月4日(金)~7月19日(土)
※土日も投票できます
時間
原則として午前8時30分~午後8時
※場所により異なる場合があります
場所
- 市区町村役場
- ショッピングセンター
- 大学構内
- 駅構内 など
※自治体により設置場所は異なります
必要なもの
- 投票所入場券(なくても可)
- 本人確認できるもの
期日前投票ができる理由(宣誓書に記入)
- 仕事や学業
- 旅行やレジャー
- 冠婚葬祭
- 病気やけが
- その他やむを得ない用事
※理由は幅広く認められており、「レジャー」でも問題ありません
不在者投票
出張や旅行などで住所地以外に滞在している場合は、滞在先の選挙管理委員会で不在者投票ができます。
- 住所地の選挙管理委員会に投票用紙を請求
- 投票用紙が郵送で届く
- 滞在先の選挙管理委員会で投票
在外投票
海外に住んでいる方は、在外選挙人名簿に登録されていれば、以下の方法で投票できます:
- 在外公館投票
- 郵便投票
- 日本国内における投票
投票の際の注意点
- 正確に記入:候補者名や政党名は正確に記入しましょう
- 余計なことは書かない:関係ないことを書くと無効票になります
- 代理投票:身体の不自由な方は係員に申し出れば代理記入してもらえます
- 点字投票:点字での投票も可能です
7. SNSでの有権者の反応
X(旧Twitter)を中心に、今回の参議院選挙に対する有権者の様々な声が上がっています。特に若い世代の反応や、選挙制度への疑問、偽情報への懸念などが注目されています。
選挙への関心度
若年層の深刻な政治的無関心
調査によると、20代の投票率は約35%と、60代の71%と比較して半分以下という状況です。SNS上では以下のような声が見られます:
- 「選挙に行っても何も変わらない」(20代男性)
- 「自分の一票では何も変わらない」(大学生)
- 「政治は難しくて理解できない」(10代女性)
投票へのためらいと罪悪感
一方で、「投票しないことに罪悪感を感じる」という声も多く、61%の大学生が政治に関心を示しながら、63.6%が「投票しても社会は変わらない」と考えているというパラドックスな状況が明らかになっています。
各政党の公約への反応
物価高対策への評価
- 給付金への批判
- 「2万円給付なんて選挙目当てのバラマキでしょ」
- 「一時的な対策で根本解決にならない」
- 消費税減税への期待
- 「消費税を下げてほしいという声が54.1%」
- 「給料は上がらないのに物価だけ上がって、消費税10%はきつすぎる」
- 「せめて食品だけでも消費税ゼロにしてほしい」
※各政党の詳しい政策分析はこちらの記事でも解説しています
投票方法への疑問
期日前投票についての質問
- 「期日前投票宣誓書って何を書けばいいの?」
- 「レジャーって理由でも期日前投票していいの?」
- 「投票所入場券なくしたけど投票できる?」
選挙制度への戸惑い
- 「政党名と候補者名、どっちで書けばいいの?」
- 「特定枠って何?個人得票数に関係なく当選できるなんて民主的じゃない」
- 「比例代表の仕組みが複雑すぎて分からない」
タレント候補者への賛否
肯定的な意見 | 否定的な意見 |
---|---|
「有名人が出ることで選挙に関心が持てる」 | 「政策も語れないタレント候補は客寄せパンダ」 |
「専門分野を持つタレントなら期待できる」 | 「知名度だけで当選するのは問題」 |
「新しい風を吹き込んでくれそう」 | 「候補者アンケートに無回答とか、やる気あるの?」 |
偽情報への懸念
衝撃的な調査結果
総務省の調査によると、偽情報に接した人の47.7%がそれを信じてしまい、25.5%がその情報を拡散していることが判明しました。
実際に拡散された偽情報の例
- 「鉛筆投票は書き換えられる」(根拠のない陰謀論)
- 「期日前投票は不正の温床」(事実無根)
- 「○○党が△△政策を隠している」(デマ)
ファクトチェックの重要性
日本ファクトチェックセンター(JFC)などが選挙関連の偽情報検証を行っていますが、「誰がファクトチェッカーをチェックするの?」という懐疑的な声も上がっています。
初めて投票する人の声
不安と質問
- 「政治が分からない自分が投票していいのか不安」
- 「住民票を移してないけど、実家で投票できる?」
- 「選挙区と比例代表の違いが分からない」
前向きな声
- 「初めての投票、緊張するけど行ってみる」
- 「友達と一緒に投票所行く約束した」
- 「YouTubeの解説動画見てやっと政策が分かった」
8. 初めて投票する方へのアドバイス
投票前の準備
- 投票所入場券を確認
- 投票日の1週間前頃に郵送で届きます
- 投票所の場所と時間を確認しましょう
- 候補者や政党を調べる
- 選挙公報(全候補者の情報が載った冊子)を読む
- 各政党の公式サイトで政策を確認
- 候補者のSNSやウェブサイトをチェック
- 投票の練習
- 候補者名や政党名の正確な表記を確認
- 漢字が分からない場合はひらがなでもOK
よくある質問と回答
質問 | 回答 |
---|---|
投票所入場券をなくしました | 本人確認できれば投票可能です。身分証明書を持参しましょう |
住民票を移していません | 住民票のある自治体でしか投票できません。不在者投票の手続きが必要です |
誰に投票すればいいか分かりません | 自分が大切だと思う政策を基準に選びましょう。完璧な候補者はいません |
字が汚くて心配です | 読める程度なら大丈夫です。不安なら係員に相談しましょう |
投票所で迷ったらどうすれば? | 係員が親切に教えてくれます。遠慮なく質問しましょう |
投票所でのマナー
- 静かに行動:他の投票者の迷惑にならないよう配慮
- 撮影禁止:投票所内での写真撮影は原則禁止
- 選挙運動禁止:投票所での選挙運動は違法です
- メモの持ち込みOK:候補者名のメモは持ち込み可能
投票を終えたら
- 「#初めての投票」などのハッシュタグでSNSに投稿(投票内容は秘密)
- 友達や家族と選挙について話し合う
- 開票速報を見て結果を確認
- 当選した議員の活動をチェック
9. まとめ:あなたの一票が未来を作る
2025年7月20日の参議院選挙は、日本の未来を決める重要な選挙です。物価高対策、社会保障、エネルギー政策など、私たちの生活に直結する課題について、各政党が様々な政策を提案しています。
選挙に参加する意味
- 民主主義の基本:選挙は国民が政治に参加する最も基本的な方法です
- 未来への責任:今の選択が3年後、6年後の日本を作ります
- 声を届ける機会:投票しなければ、あなたの意見は政治に反映されません
若い世代へのメッセージ
「自分の一票では何も変わらない」と思うかもしれません。しかし、若い世代の投票率が低いことで、政治が高齢者向けの政策に偏りがちになっているのも事実です。あなたの一票は、確実に未来を変える力を持っています。
最後に
完璧な政党や候補者はいません。しかし、「より良い」と思える選択をすることが大切です。この記事を参考に、ぜひ投票所に足を運んでください。あなたの一票が、日本の未来を作ります。
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